モノと向き合うことは自分自身と向き合うことです。「あなた」ではないモノ、今使用していないモノを捨てることで、あなたは今まで埋もれていた本当の自我を「発掘」するかもしれません。
誰もあなたの家に泊まりに来ないのに、どうして枕を3個も取っておくのですか?か細いあなたの手首にはアクアパッツァ用の重い大皿は負担になります。どうしてまだ取っておくのでしょう。「今の自分に完全に合っている?相応しい?」と、自分に問い質してみてください(これはまだ使える?という質問はNGです)。
注意はあなたに向けられるべきで、モノにではありません。
二つ目の質問は、「これは今の私の役に立っているか?」です。
なによりも、モノとあなたとの間に生きた関係が成立している必要があるのです。(pp.150-151)