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精神分析の方法Ⅰ「解題」(Bion, 1984 / 福本訳, 1999)

 記憶も欲望も、心にとって既知のことである。知られていることは、面接にとって関係ないか、偽りかである。もし分析者および患者の両者が知っているのならもはや無用…(中略)…重要なのはただ、未知へと集中し、Oの直観を目指すことである。分析者は、心を何物によっても満たさないようにしなければならない。(p.298)